2022年度 公開講座 第4回「生物と人間の境界に立つ―二つの多様性のバランスを求めて」(2023年1月21日)

2022年度 公開講座 第4回「生物と人間の境界に立つ―二つの多様性のバランスを求めて」(2023年1月21日)

アフリカ熱帯林の生物多様性を維持する生態学的礎石種でありながら絶滅危惧種となっているマルミミゾウの生存と、その象牙を長い歴史の中で使ってきた人間による文化遺産は共存し得るのか?また先住民族の依拠してきたその熱帯森林とそこで培ってきた彼らの伝統知や生業は、人間の高度科学文明化の波が引き起こしてきた大規模な森林開発と共存できるのか?地球環境をも左右する熱帯林生態…

YAAC(Young Asian Africanist Camp)のご案内(2022年12月16日-19日)

YAAC(Young Asian Africanist Camp)のご案内(2022年12月16日-19日)

12月16日から19日まで、稲盛財団記念館で韓国外国語大学と共催でYAAC(Young Asia Africanist Camp)を開催します。韓国、インド、ドイツ、カメルーン、ナイジェリア、ケニア、日本の大学院生や研究者14名が集まって、研究発表や活発な交流を行う予定です。  

エチオピア・ジンカ大学学長及び副学長が来訪

エチオピア・ジンカ大学学長及び副学長が来訪

エチオピア・ジンカ大学学長及び副学長が来訪しました。エチオピア南部諸民族州のジンカにある、ジンカ大学のクセ・グディシェ学長とエリアス・アレム研究地域連携担当副学長が、京都大学アフリカ地域研究資料センターに来訪しました。ジンカ大学は、京都大学及び同センターにとって、サトレップス・プロジェクトなどにおいて重要なパートナーとなっています。クセ学長とエリアス副学長は…

2022年度 公開講座 第3回「<strong>新型コロナを超えて―地球規模の課題としての感染症に向き合う</strong>」(2022年12月10日)

2022年度 公開講座 第3回「新型コロナを超えて―地球規模の課題としての感染症に向き合う」(2022年12月10日)

「アフリカと「力を合わせる」ということに焦点を当てながら、保健の分野で重要なCOVID-19やユニバーサル・ヘルス・カバレッジといった問題について、その概要を説明します。次に、アフリカの人びとや組織と、世界、そして日本の人々や組織との間で、どのような協働や対話がみられるか検討します。また、ワクチンを含め、世界全体の公平な医薬品アクセスの実現に向けて、現在の格…

2022年度 アフリカ地域研究資料センター公開講座

2022年度 アフリカ地域研究資料センター公開講座

アフリカの人びとと社会は、COVID-19 感染症のパンデミックやウクライナ侵略などの人類共通の危機のために、新しい状況と困難に直面しています。今求められているのは、自らを高いところにおいて「救う」のでもなく、手前勝手な考えで利益を追うのでもなく、アフリカの課題と可能性を熟知したうえで、不透明さを増す時代の激動のなか、アフリカと肩を組むことではないでしょうか…

原田英典准教授がWHO/UNICEF「水と衛生に関する共同モニタリング・プログラム」の諮問委員に選出されました

原田英典准教授がWHO/UNICEF「水と衛生に関する共同モニタリング・プログラム」の諮問委員に選出されました

 2022年8月、原田英典准教授が世界保健機関(WHO)/国連児童基金(UNICEF)の運営する「水と衛生に関する共同モニタリング・プログラム(JMP)」の諮問委員に選出されました。  同プログラムは、国連が定めた持続可能な開発目標(SDGs)17目標のうち、第6目標(SDG6)「水と衛生」を管轄し、飲料水、サニテーション(トイレとし尿の処分)および衛生行動…

105th KUASS: KYOTO UNIVERSITY AFRICAN STUDIES SEMINAR

105th KUASS: KYOTO UNIVERSITY AFRICAN STUDIES SEMINAR

Being the humanitarian catastrophe that considered to be one of the world’s most neglected crises, the Chad basin refugee and IDPs situation has been egregiously overlooked while a…

第258回アフリカ地域研究会(2022年11月24日開催)

第258回アフリカ地域研究会(2022年11月24日開催)

コートジボワールでは2000年代以降、多数の児童文学作品とくに絵本が出版されてきた。なかでも目につくのは、和解や共生を語る作品である。1990年代以降この国は政情不安、国民の分断、暴力や内戦を体験した。作家たちはそうしたなか、赦すこと、ともに生き、穏やかな日常を慈しむ気持こそが戦争を防ぐと子どもに語りかけてきたのである。本発表では、それらの主題が絵本やジュニ…

2022年度 公開講座 第2回「人材育成のはるかな道―ザンビア大学獣医学部の発展に寄り添って」(2022年11月5日)

2022年度 公開講座 第2回「人材育成のはるかな道―ザンビア大学獣医学部の発展に寄り添って」(2022年11月5日)

約40年前、北大の若手教授2名がザンビアを訪れ、彼らの帰国報告をもとに同国の獣医師育成教育設立支援を開始することが決断されました。本学が関連したザンビア大学への支援・交流は、JICA技協に始まり、科研費、教育支援GP、J-grid/AMED、SATREPSなど、途切れることなく継続されています。その間、地域の獣医学・感染症研究におけるザンビア大学卒業生のプレ…

第257回アフリカ地域研究会(2022年10月20日開催)

第257回アフリカ地域研究会(2022年10月20日開催)

社会福祉制度が実働せず、労働市場における競争が激烈な、タンザニア連合共和国の最大都市ダルエスサラーム。ここには肢体不自由やアルビニズム等の身体条件をもち、かつ身寄りなく地方から出てきた人々も存在する。彼らはなぜ都市にやってきて、どのように生きているのか。「障害」概念と植民地主義との関係にも目配りしつつ、フィールドワークに基づく生活誌を軸に、アフリカ都市におけ…

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