2023年度 公開講座 第4回「コンゴ盆地・カメルーンの熱帯雨林で野生動物マネジメントを共創する」(2024年1月13日)

イベント概要

講師
  • 安岡 宏和
    京都大学アフリカ地域研究資料センター・准教授
日時・場所
  • 2024年1月13日(土)
  • 15時00分〜17時00分
  • 京都大学稲盛財団記念館3階大会議室
お問い合わせ先
  • 京都大学アフリカ地域研究資料センター

    Tel:075-753-7803
  • manabiafrica[at]gmail.com([at]は@に変更してください)

内容

熱帯雨林では家畜飼養ができないため、野生動物が主たるたんぱく源として人びとの健康を支えてきた。ところが、カメルーン東南部では1990年代から森林のゾーニングが施行され、商業伐採が拡大するとともに、地域住民による狩猟や森林資源利用が制限されてきた。このような状況を打破するためには、保全機関と地域住民が協働して関わることのできる資源マネジメントを構築する必要がある。本発表では、そのような目的のもとでおこなってきたプロジェクトを紹介しながら、人間と野生動物の関係について考えてみたい。

講師

安岡 宏和
京都大学アフリカ地域研究資料センター・准教授

日時・場所

2024年1月13日(土)
15時00分〜17時00分
京都大学稲盛財団記念館3階大会議室

対象

どなたでもご参加いただけます。

参加費

無料

お申し込み

お名前(ふりがな)、Eメールアドレス/電話番号などの連絡先、受講希望講座を記して、下記のいずれかへお送りください。各講座の5日前までにお申込み下さい。
「京都大学アフリカ地域研究資料センター 公開講座係」
①E-mail : manabiafrica[at]gmail.com([at]は@に変更してください)
②郵便:〒606-8501 京都市左京区吉田下阿達町46

出演者プロフィール

高知県生まれ。中部アフリカ地域研究、生態人類学を専攻。主な研究対象は、中部アフリカ狩猟採集民(バカ・ピグミー)。著書に『アンチ・ドムス:熱帯雨林のマルチスピーシーズ歴史生態学』(近刊)。

後援・協力

この公開講座は、科研費基盤(S)「アフリカ狩猟採集民・農牧民のコンタクトゾーンにおける子育ての生態学的未来構築」(2022-2026年度)の成果の一部です。

お問い合わせ先

京都大学アフリカ地域研究資料センター

Tel:075-753-7803
manabiafrica[at]gmail.com([at]は@に変更してください)

ご注意・備考

会場へのアクセス
・京阪「神宮丸太町駅」5番出口から北へ徒歩5分。
・JR/近鉄「京都駅」から市バス(205/17/4系統)で「荒神口」下車。東へ徒歩5分。
・その他、阪急「河原町駅」や地下鉄烏丸線「丸太町駅」からもバスが出ています。

会場併設の駐車場では、一般の方の駐車スペースを設けておりません。ご来場の際には、公共の交通機関をご利用くださいますよう、よろしくお願いいたします。

京都大学アフリカ地域研究資料センター公開講座 シリーズ「関わる・育む・健康」

今回のシリーズでは、「関わる・育む・健康」をメインテーマとして、5回連続で公開講座を行います。アフリカにおけるさまざまな人や組織との関わり、それを通じて、子どもや新参者が社会の一員となれるように育んでいくこと、さらにはそのなかで目指されている諸個人や社会の健康について、5人の少壮のアフリカニストが自らの研究に基づいて論じます。