人びとが密に住まう島で、女性たちは近所で日々食べ物をやり取りし、おせっかいで親密につきあう一方、その関係は固着しすぎず隣2~3軒の範囲で短期間で組み替わる。近所では誰かについてのゴシップが飛び交うが、関係は極めて険悪にはならない。本発表では、おせっかいで親密だがドライさと風通しのよさも併せ持つこの隣人関係がいかに生まれるのかを、海や路地が生み出すリズムと、そ…
チンパンジーに関する研究を行なっている西江仁徳研究員への、読書遍歴に関するインタビュー記事が、2024年4月16日の京都新聞朝刊に掲載されました。知的探求心について紹介されました。 2024年4月16日付 京都新聞掲載、京都新聞社提供
「新・動物記」シリーズ(京都大学学術出版会)の編者の西江仁徳研究員へのインタビュー記事が、2023年10月24日の京都新聞朝刊に掲載されました。「新・動物記」シリーズの出版のねらいについて紹介されました。 2023年10月24日付 京都新聞掲載、京都新聞社提供
京都府教育委員会と総合地球学研究所との連携事業として、アフリカ地域研究専攻の大山修一教授(同研究所プロジェクトリーダー)のチームが、井手町の小学校2校で総合的な学習「食品ゴミから肥やしをつくろう」の授業をおこなっています。塩谷暁代特定助教(同プロジェクトサブリーダー)と青池歌子機関研究員が講師をつとめる井手小学校では、コンポストの観察記録にタブレット端末を使…
住血吸虫症は熱帯・亜熱帯に広く流行する寄生虫感染症で、約2億人の感染者が推計され、その9割がアフリカ大陸で発生しているとされる。人への感染経路で重要なのが淡水との接触である。住血吸虫症の流行地域では農業を主産業とする国があり、農業に従事することで淡水との接触が避けられず、住血吸虫症罹患リスクが高まる。ここでは、私が調査で関わったマラウイでのビルハルツ住血吸虫…
昨年から総合地球環境学研究所と京都府教育委員会との連携事業として、アフリカ地域研究専攻の大山修一教授(同研究所物質循環プロジェクト・リーダー)と塩谷暁代特定助教が井手町の小学校で給食食材の生ごみを使ったコンポストづくりを実施しています。本年度は塩谷特定助教と青池機関研究員による井手小学校と多賀小学校の5年生を対象とした授業の模様が洛タイ新報(令和6年6月6日…
The Nyungwe forest, South West of Rwanda, was erected into a national park, protected in 2005 under the law n° 22/2005 on November 21, 2005. Up until then the 1209 square km was re…
海と路地のリズム、女たち―モザンビーク島の切れては繋がる近所づきあい
◆第262回 「職業病としてのビルハルツ住血吸虫症」(三島 伸介) ◆第263回 「小さな島の海と路地のリズム、女たち―モザンビーク島の、切れては繋がる近所づきあい」(松井 梓) ◆第264回 「日常を取り戻すーナイジェリアにおける警察の暴力とトラウマ」(玉井 隆)
このワークショップでは、フランス語圏アフリカのポピュラー音楽を一緒に聴いたり歌いながら、文化や社会について解説します。セネガルのンバラフ、コンゴのンドンボロ、コートジボワールのクーペ・デカレ、ブルキナファソのヒップホップなど、アフリカ音楽とダンスは様々なジャンル、魅力にあふれています。これらの音楽の背景には、恋愛、政治、日々の悩みなどのテーマがあり、仏語圏ア…