掛谷 誠(著)

上製本:xii, 562 p.
出版社:京都大学学術出版会
ISBN-13:978-4814001279
サイズ:A5
発売日:2017年12月22日

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京都大学学術出版会

内容

アフリカの焼畑農耕民社会を対象とし、自然・社会・文化の相互関係と動態を生態人類学の立場から解明してきた京都大学名誉教授・掛谷誠の著作集。日本をフィールドにした初期の研究も含め、その足跡を集大成。第1巻は日本の山村と島嶼を皮切りに、アフリカのトングウェとベンバの農村社会へフィールドを拡げ、生態人類学の基礎を築いていった著者の足跡をつまびらかにする。

目次

第1部 日本の離島と山村に生きる
第1章 小離島住民の生活の比較研究:トカラ列島、平島・悪石島
第2章 雪国の山村における戦後30年:福井県瀬戸部落(福井県南条郡今庄町瀬戸)
第3章 「白神山地ブナ帯域における基層文化の生態史的研究」の目的と構成
第4章 生態史と文明史の交錯:白神山地における自然と生活の生態史をめぐる諸問題
第2部 トングウェの暮らしと自然
第5章 トングウェ族の生計維持機構:生活環境・生業・食生活
第6章 アフリカのトングウェ族とともに
第7章 サブシステンス・社会・超自然的世界:トングウェ族の場合
第8章 伝統的農耕民の生活構造:トングウェを中心として
第3部 ベンバの伝統生活と変化
第9章 ザンビアにおける生態人類学研究上の諸問題:予備調査報告
第10章 ザンビアの伝統農耕とその現在:ベンバ族のチテメネ・システムの現況
第11章 中南部アフリカ・疎林帯におけるベンバ族の焼畑農耕:チテメネ・システムの諸相
第12章 ベンバ族
第13章 焼畑農耕社会の現在:ベンバの村の10年
第4部 生態人類学とアフリカ農耕民研究
第14章 環境の社会化の諸相
第15章 焼畑農耕民の生き方
第16章 アフリカ農耕民研究と生態人類学
解題: 掛谷誠の生態人類学、そのまぶしくもやさしい肖像(寺嶋 秀明)