公開講座

2022年度 公開講座 第2回「人材育成のはるかな道―ザンビア大学獣医学部の発展に寄り添って」(2022年11月5日)

2022年度 公開講座 第2回「人材育成のはるかな道―ザンビア大学獣医学部の発展に寄り添って」(2022年11月5日)

約40年前、北大の若手教授2名がザンビアを訪れ、彼らの帰国報告をもとに同国の獣医師育成教育設立支援を開始することが決断されました。本学が関連したザンビア大学への支援・交流は、JICA技協に始まり、科研費、教育支援GP、J-grid/AMED、SATREPSなど、途切れることなく継続されています。その間、地域の獣医学・感染症研究におけるザンビア大学卒業生のプレ…

2022年度 公開講座 第1回「TICAD8で語られたこと―ポスト冷戦からポストコロナに向けてのアフリカ開発」(2022年10月15日)

2022年度 公開講座 第1回「TICAD8で語られたこと―ポスト冷戦からポストコロナに向けてのアフリカ開発」(2022年10月15日)

1993年、日本政府は、ポスト冷戦期の新たな外交戦略を模索する中で、当時国際社会の関心が低下した「アフリカ開発」を敢えて取り上げ、アフリカ開発会議(TICAD)を開催しました。この試みは幅広い支持を得てTICADは定期的に開催され、今年8回目の開催を迎えるに至りました。コロナ感染拡大とロシアのウクライナ侵攻により、新たな国際秩序の到来が予感される中で、TIC…

2021年度 公開講座第5回「在来植物でアフリカの道を直す」(2022年2月19日)

2021年度 公開講座第5回「在来植物でアフリカの道を直す」(2022年2月19日)

ドロドロの土があっという間にパサパサの土に?古紙を微細化加工して得られる天然高分子(セルロース)粉体は、その吸水作用により、対象とする泥土の化学組成を問わず、泥土の流動性を即時に低下させることができます。MNGDプロジェクトでは、エチオピアの在来植物からセルロース成分を抽出して土質改良材を開発しようとしています。雨季はドロドロ、乾季はカチカチになる特殊土、現…

2021年度 公開講座第4回「アフリカで土を問う」「アフリカで工学研究者になる」(2022年1月22日)(※講師が変更になりました)

2021年度 公開講座第4回「アフリカで土を問う」「アフリカで工学研究者になる」(2022年1月22日)(※講師が変更になりました)

第4回 その1 「アフリカで土を問う」宮﨑 祐輔エチオピア地方部では、雨季に道路災害が発生する箇所でもほとんど対策工が行われていません。これを改善するために、道路災害を引き起こす土の性質を問う必要があります。MNGDプロジェクトを通して、エチオピアの地元住民、学生、研究者、道路庁職員などプロジェクト関係者と道路災害の現状と対策を議論してきました。今回の講座で…

2021年度 公開講座 第3回「アフリカで住民と道普請する」(2021年12月18日)

2021年度 公開講座 第3回「アフリカで住民と道普請する」(2021年12月18日)

近年アフリカでは幹線道路の整備が進む一方、人びとが日常的に利用する生活道路は未舗装で、雨季には泥田状態となり車両やバイクの通行や歩行もままならないところがあります。地元の人びとが簡便な道直しの方法を身につけ、協力して修復することができるようになれば、学校や病院へのアクセスも改善し、人やものの往来が活発になって、暮らしをもっと豊かにできるのではないでしょうか。…

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