アフリカでは、古来より人やもの、情報のやりとりを様々に発達させてきました。そのなかでも、物理的な往来を容易くする「道」の存在は欠かせません。航空機や高速道路による長距離移動やSNSなどの情報通信が多用されるアフリカで、ともすれば村と村をつなぐふつうの「道」の重要性は看過されてきました。今回のアフリカセンター公開講座では、この「道」に注目して2019年からエチ…
野生動物の数をできるだけ正確に知るための様々な方法を紹介し、それをアフリカ熱帯雨林での資源管理に活かす試みについて議論します。
生態的にも経済的にも重要な役割を有する野生果実を活かして、動物相を含む森林の保全と住民の生活向上がどのように両立可能かを考えます。
野生果実などの森林産物は「木を伐らずに森を利用する」ことで、森林保全とそこに暮らす人々の生活向上を両立できると期待されています。講座ではブッシュマンゴーをとおして、森の生産地から国際市場に至るまでの流通の実態を解き明かします。
カメルーン熱帯雨林における焼畑に焦点をあてて、文化的ランドスケープとしての熱帯雨林という視点から森と人の相互関係を紐解き、持続的資源利用や生物多様性保全のあり方について考えます。