2023年度 公開講座 第1回「人類学から考える子育て:南部アフリカ クン・サンの事例から」(2023年10月7日)

イベント概要

講師
  • 高田 明
    京都大学アフリカ地域研究資料センター・教授
日時・場所
  • 2023年10月7日(土)
  • 15時00分〜17時00分
  • 京都大学稲盛財団記念館3階大会議室
お問い合わせ先
  • 京都大学アフリカ地域研究資料センター

    Tel:075-753-7803
  • manabiafrica[at]gmail.com([at]は@に変更してください)

内容

子どもの成長はその子がおかれた家族や社会と深く結びついている。人類学は、子どもとそれをとりまく人々のやりとりが時代や地域によってさまざまなかたちをとりうることを示してきた。今回の発表では、南部アフリカのナミビア北中部に住んでいるクン・サンを事例として、こうした可能性について、皆さんと一緒に考えてみたい。具体的には、クン・サンにおける授乳の様式、ジムナスティック(養育者が膝の上で乳児をジャンプさせる一連の行動)の分析について紹介する。

講師

高田 明
京都大学アフリカ地域研究資料センター・教授

日時・場所

2023年10月7日(土)
15時00分〜17時00分
京都大学稲盛財団記念館3階大会議室

対象

どなたでもご参加いただけます。

参加費

無料

お申し込み

お名前(ふりがな)、Eメールアドレス/電話番号などの連絡先、受講希望講座を記して、下記のいずれかへお送りください。各講座の5日前までにお申込み下さい。
「京都大学アフリカ地域研究資料センター 公開講座係」
①E-mail : manabiafrica[at]gmail.com([at]は@に変更してください)
②郵便:〒606-8501 京都市左京区吉田下阿達町46

出演者プロフィール

主な研究は、アフリカ狩猟採集民。著書に『狩猟採集社会の子育て論:クン・サンの子どもの社会化と養育行動』(京都大学学術出版会,2022年)、『Hunters among farmers: The !Xun of Ekoka』(University of Namibia Press, 2022年)、『The ecology of playful childhood: The diversity and resilience of caregiver-child interactions among the San of southern Africa』(Palgrave Macmillan, 2020年)等。

後援・協力

この公開講座は、科研費基盤(S)「アフリカ狩猟採集民・農牧民のコンタクトゾーンにおける子育ての生態学的未来構築」(2022-2026年度)の成果の一部です。

お問い合わせ先

京都大学アフリカ地域研究資料センター

Tel:075-753-7803
manabiafrica[at]gmail.com([at]は@に変更してください)

ご注意・備考

会場へのアクセス
・京阪「神宮丸太町駅」5番出口から北へ徒歩5分。
・JR/近鉄「京都駅」から市バス(205/17/4系統)で「荒神口」下車。東へ徒歩5分。
・その他、阪急「河原町駅」や地下鉄烏丸線「丸太町駅」からもバスが出ています。

会場併設の駐車場では、一般の方の駐車スペースを設けておりません。ご来場の際には、公共の交通機関をご利用くださいますよう、よろしくお願いいたします。

京都大学アフリカ地域研究資料センター公開講座 シリーズ「関わる・育む・健康」

今回のシリーズでは、「関わる・育む・健康」をメインテーマとして、5回連続で公開講座を行います。アフリカにおけるさまざまな人や組織との関わり、それを通じて、子どもや新参者が社会の一員となれるように育んでいくこと、さらにはそのなかで目指されている諸個人や社会の健康について、5人の少壮のアフリカニストが自らの研究に基づいて論じます。