中尾 世治(Seiji NAKAO)
助教

フランス語圏西アフリカのブルキナファソとマリを中心とした、宗教、政治、経済、思想の歴史について研究をしている。植民地統治以前の小規模なイスラーム国家建設運動、第二次世界大戦後のイスラーム改革主義運動などといったイスラーム史を中心として、西アフリカのムスリムがイスラームを通じて、いかに人間・言説・モノを組織化させていったのかということに関心がある。

また、植民地統治以前・以降において、村を越えた政治的な関係性がどのように構築されてきたのか(あるいは、されてこなかったのか)という点から、国家と国家をもたない社会の関係にも関心をもっている。植民地統治以前に用いられていたタカラガイや植民地通貨の植民統治初期の併存状況や、植民地行政の財政から植民地統治の実態を明らかにすることにも大きな関心がある。

さらに、西アフリカの人びとがいかなる思想を紡ぎ出していったのかという点を、アマドゥ・ハンパテ・バなどといった西アフリカの著述家や、西アフリカの諸民族の創世神話・起源神話の語りから捉えようとしている。

こうした個別の研究を踏まえた、歴史研究のメタ理論、フランス人類学の理論と人類学史にも関心をもち、著作・論文等で議論している。また、分野を超えたコラボレーションもおこなっており、工学、建築学、現代美術、科学コミュニケーションとの共同研究・実践を実施しつつ、そのような共同研究・実践がどのようなものであるのかというメタ研究(研究の研究)を探求している。

専門分野 / 研究課題 / キーワード

西アフリカ・イスラーム、文書、国家、植民地史、人類学史

経歴

  • 2005年

    東京外国語大学 外国語学部 アラビア語専攻 卒業

  • 2012年

    南山大学大学院 人間文化研究科 人類学専攻博士前期課程 修了

  • 2017年

    南山大学大学院 人間文化研究科 人類学専攻博士後期課程 修了

  • 2012年4月-
    2015年3月

    日本学術振興会 特別研究員(DC-1)

  • 2016年9月-
    2018年3月

    中京大学 現代社会学部 非常勤講師

  • 2017年4月-
    2019年3月

    総合地球環境学研究所 プロジェクト研究員

  • 2019年4月-
    2019年7月

    総合地球環境学研究所 研究部 上級研究員

  • 2019年8月-
    2021年3月

    総合地球環境学研究所 研究部 特任助教

  • 2020年4月-
    現在

    大東文化大学 外国語学部 非常勤講師

  • 2021年4月-
    現在

    京都大学 アジア・アフリカ地域研究研究科 助教

所属学会

  • 日本アフリカ学会
  • 日本文化人類学会

書籍等出版物

  1. 中尾世治『西アフリカ内陸の近代:国家をもたない社会と国家の歴史人類学』風響社 2020年8月
  2. 中尾世治, 杉下かおり(担当:共編者(共編著者)「序論:生き方としてのフィールドワーク; 異分野との共同研究の現場――現場=フィールドの学としての人類学」『生き方としてのフィールドワーク』東海大学出版部 2020年3月
  3. 中尾世治(担当:分担執筆)「文書のなかの固有名――インデックスとしての人格と地格; 集合的人格における融即と責任――レヴィ=ブリュルとモース」『マルチグラフト : 人類学的感性を移植する』集広舎 2020年2月 (ISBN: 9784904213872)
  4. 中尾世治(担当:分担執筆)「歴史と同時代性:口頭伝承研究と歴史叙述のフロンティア」『アフリカで学ぶ文化人類学 : 民族誌がひらく世界』昭和堂 2019年11月 (ISBN: 9784812219065)
  5. 中尾 世治(担当:分担執筆)「範囲:地格 場所の『人格』について」『ラウンド・アバウト フィールドワークという交差点』集広社 2019年1月
  6. ”La mémoire de El-Hadji Beinke Souleymane Mangane de l’école coranique, à l’Union Culturelle Musulmane et à la Communauté Musulmane (1946-1960) Bobo-Dioulasso – Burkina Faso”.(担当:共著)Research Institute for Humanity and Nature 2018年11月
  7. 中尾世治『オート・ヴォルタ植民地におけるカトリック宣教団とイスラーム改革主義運動:植民地行政と宗教集団の教育をめぐる闘争』上智大学イスラーム研究センター 2018年2月
  8. Shimizu, T, Nakao, S, Kobayashi, H, M. Ito(担当:共著)’Transformation in the Kasena’s large earthen compound houses in Burkina Faso’., C. Mileto, F. Vegas Lopez-Manzanares, L. Garcia-Soriano & V. Cristini (ed.) ”Vernacular and Earthen Architecture: Conservation and Sustainability”. CRC Press 2017年8月
  9. Kobayashi, H, Shimizu, T, Ito, M, S. Nakao(担当:共著)’Transforming Kasena houses and indigenous building technology in Burkina Faso’. Camilla Mileto, Fernando Vegas López-Manzanares, Lidia García-Soriano, Valentina Cristini (ed.) ”Vernacular and Earthen Architecture: Conservation and Sustainability”. CRC Press 2017年8月
  10. イブラヒム・カリール・マガネ著『ムスリム文化連合ヴォルタ支部史料集: ムスリム文化連合ヴォルタ支部の設立からムスリム協会までの50年について(ボボ・ジュラソ、1962-2012)』田中樹・清水貴夫・遠藤仁監修・中尾世治(担当:単訳)総合地球環境学研究所 2016年3月

論文

  1. 中尾世治, 廣田緑「アートと人類学の対称性へ:《trial 003: as if archaeologists》の意味の遡及的探求」『arts』37号,pp.115-125. 2021年3月
  2. 中尾世治「言説的伝統と文字言語の社会的布置――20世紀半ばの仏領西アフリカにおけるボボ・ジュラソのメデルサ設立運動の断絶と連続」『年報人類学研究』11号,pp.96-118. 2020年6月
  3. 中尾世治, 池邉智基, 末野孝典, 平山草太「西アフリカ・イスラーム研究の新潮流――教団、思想、言説的伝統」『年報人類学研究』11号,pp.51-72. 2020年6月
  4. 中尾世治, 池邉智基, 末野孝典, 平山草太「文献学的研究と人類学・民族誌学的研究の結合と乖離――1990年代までの西アフリカ・イスラーム研究の変遷」『年報人類学研究』11号,pp.32-50. 2020年6月
  5. 中尾世治「特集・序――西アフリカ・イスラーム研究の新展開」『年報人類学研究』11号,pp.16-31. 2020年6月
  6. 中尾世治「喚起力と構造分析――冗談関係論の地平」『南山考人』48号,pp.11-37. 2020年3月
  7. 中尾世治「序 小特集 坂井先生の〈人格〉論――坂井信三先生退職記念」『南山考人』48号,pp.7-9. 2020年3月
  8. 中尾世治「象徴人類学のアポリアからの展開――1980年代以降の人類学理論の新しい見取り図のために」『南山考人』46号,pp.3-19. 2018年3月
  9. 中尾世治(翻訳)「セネガルにおける日本の宗教運動の環境主義 : 崇教真光による治癒から環境管理へ」『年報人類学研究』8号,pp.105-136. 2018年
  10. 中尾世治「西アフリカ内陸における近代とは何か――ムフン川湾曲部における政治・経済・イスラームの歴史人類学」南山大学大学院人間文化研究科人類学専攻, 2017年3月
  11. 中尾世治「植民地行政のイスラーム認識とその運用 : ヴィシー政権期・仏領西アフリカにおけるホテル襲撃事件と事件の捜査・対応の検討から」『アフリカ研究 Journal of African studies』(90),pp.1-13. 2016年12月
  12. 中尾世治「物質文化としての史資料の分析に基づく西アフリカ中世史研究への寄与―伝播の考古学的人類学」南山大学大学院人間文化研究科人類学専攻,2012年3月
  13. 中尾世治「マテリアリティとモノの意味――残された/残ってしまったモノ、『例示』と『表出』、『原始貨幣』」『南山考人』(39),pp.53-72. 2011年3月

MISC

  1. 中尾世治, 斉藤尚文「斉藤尚文さんとの対話――ある人類学者の半生について(3) 」『南山考人』(49),pp.21-49. 2021年3月
  2. 大澤隆将, 金セッピョル, 中尾世治, 中原聖乃「人類学者のジレンマと超学際的アプローチのなかでの可能性」『Humanity & Nature Newsletter 地球研ニュース』83号,pp.12-15. 2021年2月
  3. 熊澤輝一, 中尾世治「知識工学×人類学 地球環境学ビジュアルキーワードマップを切り口として」『Humanity & Nature Newsletter 地球研ニュース』83号,pp.2-6. 2021年2月
  4. Nakao,S “The Ethics of Sanitation Its Realms and Prospects” Sanitation Value Chain 5(1),p.60. 2021年2月
  5. K. Hayashi, T. Shimizu, H. Harada, S.=P. Etoga, Ch.-J. Nsonkali, V. Messe, G. Mbarga, Ch. Zobome, S. Nakao, T. Yamauchi “Co-Creation Practices on Sanitation in the Communities of Cameroon” Sanitation Value Chain 5(1) 51, 2021年2月
  6. 中尾世治「国際ワークショップ『西アフリカにおける貨幣:商品から植民地通貨への転換についての経済・社会史』参加報告」『アフリカ研究』(97),pp.55-58. 2020年5月
  7. 清水貴夫, 寺田匡宏, 中尾世治「ガイドブックが拓く民族誌の新境地:『ブルキナファソを喰う!』をめぐって」『Humanity & Nature Newsletter 地球研ニュース』78号,pp.6-8. 2019年10月
  8. 石橋宏之, 王智弘, 熊澤輝一, 小木曽彩菜, 中尾世治, 三村豊「対話から議論へ、そして学問へ」『Humanity & Nature Newsletter 地球研ニュース』77号,pp.19-23. 2019年7月
  9. 山内太郎, 中尾世治, 鍋島孝子, 伊藤竜生, 清水貴夫「サハラ以南アフリカにおけるサニテーション研究の現状と課題」『アフリカ研究』(95),pp.27-32.2019年5月
  10. 中尾世治「書評:宮脇千絵著『装いの民族誌――中国雲南省モンの「民族衣装」をめぐる実践』」年報人類学研究 (10),pp.129-135. 2019年3月
  11. 中尾世治「カタストロフをいかに表象するか:書評「寺田匡宏著『カタストロフと時間――記憶/語りと歴史の生成』(2018) 」『Humanity & Nature Newsletter 地球研ニュース』(75),p.14. 2019年3月
  12. 中尾世治, 斉藤尚文「斉藤尚文さんとの対話――ある人類学者の半生について(2)」『南山考人』47,pp.35-56.2019年3月
  13. 中尾世治「地方のアーカイブでの苦悩から―断片的な史料とリファレンスのネットワーク」『片倉もとこ記念沙漠文化財団ニューズレター』(6),pp.8-9. 2018年9月
  14. 斉藤尚文, 中尾世治「特集 ロングインタビュー 斉藤尚文さんとの対話 : ある人類学者の半生について(1) 」『南山考人』(46),pp.49-89.2018年3月
  15. 中尾世治「ブルキナファソの農村のプラスチック製じょうろ」『Humanity & Nature Newsletter 地球研ニュース (67)』,p.13.2017年7月
  16. 中尾世治(翻訳) 『スクリブナー思想大事典』(丸善出版社)「口頭伝承 概観」、「話すこと・共有すること」、「ヨーロッパ・中東からの旅行」 ,2016年2月
  17. 清水貴夫, 中尾世治, 伊東未来, 小林広英, 亀井哲也「第53回 日本アフリカ学会学術大会・フォーラム 『サバンナの住まい:ブルキナファソ,カッセーナの「伝統」と変容』報告」『アフリカ研究』(90),pp.97-107. 2016年
  18. 中尾世治「『社会人と人類学』特集について (特集 社会人と人類学)」『南山考人』(43),pp.115-118. 2015年3月
  19. 中尾世治, 坂下凌哉「モンティニーの生涯と南山大学所蔵関連資料―オリエンタリスト、フランス語教育、絵葉書、クリスマスカード」『アルケイア』9号,pp.109-137. 2015年
  20. 監物もに加, 中尾 世治「人類学と共に生きる : 大学/院とその後の人類学にむけて」『南山考人』(41),pp.25-43. 2013年3月
  21. 中尾世治「金と広域システムの伝播 : 中世における西アフリカの金とディナール金貨」『南山考人』(40),pp.17-46. 2012年3月
  22. 中尾世治「書評 Audouze, F. et N. Schlanger (eds.) Autour de l’homme : contexte et actualite d’Andre Leroi-Gourhan, Antibes」『年報人類学研究』(2),pp.120-127. 2012年
  23. 中尾世治, 如法寺慶大, 長谷川真美「インタビュー 回路をめぐる (南山考人巻末特集ロングインタビュー 道具・博物館からの/への回路–特別展『道具を回路で考えよう』をめぐって」『南山考人』(39),pp.75-100. 2011年3月
  24. 後藤 明, 中尾世治, 如法寺慶大「鶴ヶ島市寄贈・今泉ニューギニア美術コレクションについて」『人類学博物館紀要』(29),pp.57-67. 2011年
  25. 中尾世治「書評 Jerome Rousseau, Rethinking Social Evolution : The Perspective from Middle-Range Societies, Montreal」『年報人類学研究』(1),pp.126-133. 2011年

講演・口頭発表等

  1. 中尾世治「人新世における総合地球環境学の未来」(パネリスト)総合地球環境学研究所創立20周年シンポジウム 2021年4月23日
  2. 清水貴夫, 小林広英, 中尾世治, 伊東未来「継承困難な『伝統』技術を伝える試み. ブルキナファソ・カッセーナの伝統家屋の保全に向けて」Things. 工芸から覗く未来. 京都精華大学伝統産業イノベーションセンター×Kyoto Kougei Week 2021シンポジウム,2021年2月21日
  3. K. Hayashi, T. Shimizu, H. Harada, S.=P. Etoga, Ch.-J. Nsonkali, V. Messe, G. Mbarga, Ch. Zobome, S. Nakao, T. Yamauchi “Co-creation practices on sanitation in the communities of Cameroon. Online International Symposium on Sanitation Value Chain 2020,2020年12月9日
  4. S. Nakao “The Ethics of Sanitation: Its Realms and Prospects. Online International Symposium on Sanitation Value Chain 2020,2020年12月9日
  5. 中尾世治「学際・超学際研究の促進のためのメタ研究――サニテーションプロジェクトでの試み」高知大地球研サニテーションプロジェクト合同勉強会,2020年12月2日
  6. 中尾世治「西アフリカ内陸の近代史と歴史人類学の新しい可能性:史資料の偏在とパースペクティブ」第52回ASCセミナー・日本アフリカ学会関東支部2020年度第3回例会,2020年10月30日
  7. S. Nakao, T. Osawa “Anthropologists at the interfaces of knowledge: Possibilities of anthropology in environmental issues. Vienna Anthropology Days 2020,2020年10月1日
  8. 廣田緑, 中尾世治「アートと人類学:往還の先に見える可能性」民族藝術学会第36回大会,2020年7月26日
  9. 林耕次, 清水貴夫, 中尾世治, 山内太郎「定住した狩猟採集民のサニテーションをCo-createする試み: カメルーン東部州の事例より」日本アフリカ学会第57回学術大会,2020年5月23日
  10. 清水貴夫, 中尾世治「汚泥の農業利用をめぐるサニテーションをCo-createする:ブルキナファソ中北部州Ronguin村とローカルNGOとの協働の事例から」日本アフリカ学会第57回学術大会,2020年5月23日
  11. 中尾世治「タカラガイの季節的暴落:仏領西アフリカの内陸における植民地通貨導入直後の貨幣状況」日本アフリカ学会第57回学術大会,2020年5月23日
  12. 林耕次, 中尾世治, 山内太郎「トイレを必要とする条件は何か:アフリカ熱帯の定住した狩猟採集民の事例より」日本生態人類学会第25回研究大会,2020年3月26日
  13. 中尾世治「対話に向けたコメント」EX東京セミナー企画,2020年2月3日
  14. Seiji NAKAO “Marginality and Multiple-Currency in the Colonial Situation: Monetary Transition from the Cowry to the Franc in Upper Volta”. International Workshop for the Economic History of Africa. Money in Africa: The economic and social history of the transitions from commodity to colonial currencies,2019年12月17日
  15. Seiji NAKAO “Sanitation Project and Sanitation in the Humanities”. Special Lecture for the Students of University of Hasanuddin, Indonesia,2019年9月13日
  16. 中尾世治「トイレが普及するとどうなる?:ブルキナファソの現状から」第7回アフリカ開発会議(TICAD7)公式サイドイベントシンポジウム「アフリカの地域の人びとと研究者が共創する未来型サニテーション」,2019年8月27日
  17. 中尾世治「うまくいかなかった事例から考える文理融合のありうべきかたち」第1回「メタ研究」研究会,2019年8月1日
  18. 林 耕二, 中尾世治, 山内太郎「定住した狩猟採集民にみるサニテーションの現状と変容:カメルーン熱帯の事例より」日本アフリカ学会第56回学術大会,2019年5月19日
  19. 中尾世治「ふたつのコンテクストのなかのテクスト:アマドゥ・ハンパテ・バの『フルベ文化』(1956年)をめぐって」日本アフリカ学会第56回学術大会,2019年5月18日
  20. 中尾世治「西アフリカにおける文字言語間の競合と『プレザンス・アフリケーヌ』:アマドゥ・ハンパテ・バにおける文字・印刷物/手稿書・転写」2018年度第3回研究会AA研共同利用・共同研究課題「『プレザンス・アフリケーヌ』研究(2)テキスト・思想・運動」、科研費(基盤B)「世界文化〈資本〉空間の史的編成をめぐる総合的研究:アフリカ・カリブの文学を中心に」、科研挑戦的研究(萌芽)「人類学的手法を取り入れた黒人文化総合誌『プレザンス・アフリケーヌ』の複合的研究」,2019年3月23日
  21. 中尾世治「西アフリカ・イスラーム研究の新展開」2018年度アジア・アフリカ言語文化研究所フィールドネット・ラウンジ企画「西アフリカ・イスラーム研究の新展開」,2019年1月26日
  22. 中尾世治「イスラーム改革主義運動の新しさとは何か:1950年代のボボ・ジュラソにおけるメデルサ設立運動」2018年度アジア・アフリカ言語文化研究所フィールドネット・ラウンジ企画「西アフリカ・イスラーム研究の新展開」,2019年1月26日
  23. “Defecation without toilets: Toward the study of sanitation activities in the hunter-gatherers” The Twelfth International Conference on Hunting and Gathering Societies (CHAGS 12), 2018年7月26日
  24. 林 耕次, 中尾 世治, 山内 太郎「狩猟採集民の排泄行動―カメルーン,バカ・ピグミーの個体追跡による時間・空間分析から―」日本アフリカ学会第55回学術大会,2018年5月27日
  25. 中尾世治「ブルキナファソにおけるサニテーション改善の歴史と現状」日本アフリカ学会第55回学術大会,2018年5月27日
  26. 清水貴夫, 中尾世治「サハラ以南アフリカのし尿処理業者の社会経済的役割の解明に向けた予備的考察―ブルキナファソの事例より―」日本アフリカ学会第55回学術大会,2018年5月27日
  27. 中尾世治「ブルキナファソとブルキナべ:ブルキナベからみたトイレのこと」文部科学省エントランス企画展示「トイレからひろがる幸せな暮らしのデザイン」公開セミナー,2018年5月17日
  28. 中尾世治「住まうことと死ぬこと」第36回まるはち人類学研究会,2018年4月21日
  29. 伊東未来, 清水貴夫, 中尾世治, 小林広英「土造りの歴史的建造物(群)の保全状況とアーカイブについての考察―ブルキナファソ、カッセーナの事例から」シンポジウム「サハラ交易の経由地に見られる生活文化遺産を読み解く」,2018年3月10日
  30. 清水貴夫, 中尾世治「マンデ系通商民のヤルセの人びとのハートランド、サガボテンガの土造りのモスクの歴史:その予備的考察」シンポジウム「サハラ交易の経由地に見られる生活文化遺産を読み解く」,2018年3月10日
  31. 林 耕次, 中尾世治, 山内太郎「人類史とサニテーション―カメルーン狩猟採集民の事例より」第9回地球研東京セミナー,2018年1月26日
  32. K. Hayashi, S. Nakao, T. Yamauchi “Sanitation activities among the baka hunter-gatherers in Cameroon: from individual observations at the forest camp”.The 2nd International Symposium on Green Technology for Value Chains,2017年10月24日
  33. 中尾世治 “Norms and preferences on the sanitation activities: Literature review of public attitude for wastewater reuse”. Kick–Off Meeting: Sanitation and Value Chains: A Collaboration Research between LPTB – LIPI and RIHN,2017年10月22日
  34. 中尾世治「歴史からみたスンバラ」アフリカの発酵文化研究会,2017年10月7日
  35. 中尾世治「人格と場所性について:西アフリカ内陸の歴史人類学の立場から」第34回まるはち人類学研究会,2017年9月23日
  36. T. Shimizu, S. Nakao, H. Kobayashi, M. Ito “Transformation in the Kasena’s large earthen compound houses in Burkina Faso”. International Conference on Vernacular Earthen Architecture, Conservation and Sustainability,2017年9月16日
  37. H. Kobayashi, T. Shimizu, M. Ito, S. Nakao “Transforming Kasena houses and indigenous building technology in Burkina Faso”. International Conference on Vernacular Earthen Architecture, Conservation and Sustainability,2017年9月14日
  38. 中尾世治「コメント:『アラビア医学の治療プロセスに見られる理論と実践:カイロ・ゲニザの眼科学文書の事例から』第59回現代中東イスラーム世界・フィールド研究会,2017年7月8日
  39. 中尾世治「西アフリカ内陸における近代とは何か-ムフン川湾曲部における政治・経済・イスラームの歴史人類学-」第240回中部人類学談話会,2017年6月24日
  40. 中尾世治「人頭税と植民地経済――1920年代のオート・ヴォルタ植民地における財政」日本アフリカ学会第54回学術大会,2017年5月20日
  41. 中尾世治「オート・ヴォルタ植民地におけるカトリック宣教団とイスラーム改革主義運動:植民地行政と宗教集団の教育をめぐる闘争」ワークショップ「アジア・アフリカの宗教問題とその歴史的背景」,2017年3月27日
  42. 中尾世治「イスラーム知識人アマドゥ・ハンパテ・バの軌跡:その歴史叙述と仏領西アフリカ植民地における口頭と文書」「世界の中のアフリカ史の再構築」研究会,2017年3月17日
  43. Takao SHIMIZU, Seiji NAKAO, Hirohide KOBAYASHI, Miku ITO ““Past and Present in Japanese African Studies: A case of chronical transformation of Kassena’s mud houses and families”. Seminaire de la fondation France-Japon de l’EHESS programme Afrique-Asie,2016年12月8日
  44. 中尾世治「屋敷の不均衡な変容―ラングェロ村の村長の屋敷の経年変化―」日本アフリカ学会第53回学術大会,2016年6月4日
  45. 中尾世治「コメント:ビーズと割礼の比較、銀製品の形態的な変容について」AA研フィールドネット・ラウンジ企画『装い/社会/身体:フィールドワーカーによる通文化比較研究』,2016年1月10日
  46. 中尾世治「屋敷の不均衡な変容:ラングェロ村の村長の屋敷の経年変化」第233回中部人類学談話会・第30回まるはち人類学研究会,2015年11月28日
  47. 中尾世治「人格、道徳、中間集団、総力戦体制」第28回まるはち人類学研究会,2015年7月19日
  48. 中尾世治「植民地行政のイスラーム認識と対策の空転――ヴィシー政権期・仏領西アフリカにおけるホテル襲撃事件をめぐって」日本アフリカ学会第52回学術大会,2015年5月23日
  49. 如法寺慶大, 中尾世治「民族資料を考古資料としてみる――パラオの伝統的カヌーを事例にして」あいちの考古学2014,2014年11月29日
  50. 中尾世治「グローバリゼーション下の容器の変化の程度について――ブルキナファソ、ダフィンの一農村の事例から」日本アフリカ学会第50回学術大会,2013年5月25日
  51. 中尾世治「平準化と自己組織化のプロセス――『中世』西アフリカ内陸におけるイスラームにともなう物質文化について」第53回現代中東イスラーム世界・フィールド研究会,2012年8月25日
  52. 中尾世治「物質文化としての史資料の分析に基づく西アフリカ中世史研究への寄与―伝播の考古学的人類学」中部人類学談話会第211回例会,2012年5月19日
  53. 中尾世治「ブルデュー引用小史——身体的/物質的(physical)〈問題〉への帰着と逆説」第11回まるはち人類学研究会,2012年4月28日
  54. 中尾世治「物質文化としての史資料の分析に基づく西アフリカ中世史研究への寄与―伝播の考古学的人類学」第10回まるはち人類学研究会,2012年2月17日
  55. 中尾世治「マテリアリティについて: モノの残り方・細部・意味」第2回まるはち人類学研究会,2010年6月26日
  56. 中尾世治「ヘテラルキーと統治の政治人類学――『中世』西アフリカにおける国家形成の理論的射程」現代倫理学研究会3月例会,2009年3月7日

主な研究プロジェクト

  • 「トイレを必要とする条件とは:狩猟採集民、農耕民、都市生活者の排泄と衛生条件の比較」日本学術振興会 科学研究費助成事業 国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(B)) 2019年10月 - 2024年3月,中尾世治(研究分担者)
  • 「宗教組織の経営プロセスについての文化人類学的研究」日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(B) 2018年4月 - 2022年3月,中尾世治(研究分担者)
  • 「独立直前の西アフリカにおけるリテラシーの社会的位置づけ:ハンパテ・バの活動から」日本学術振興会 科学研究費助成事業 若手研究 2018年4月 - 2021年3月,中尾世治(研究代表者)
  • 「サニテーション価値連鎖の提案─地域のヒトによりそうサニテーションのデザイン」総合地球環境学研究所 実践プロジェクト 2015年4月 - 2021年3月
  • 「19 世紀末から20 世紀初頭におけるサハラ越え交易の経済史研究」片倉もとこ記念沙漠文化財団 2017年助成事業(若手研究) 2017年11月 - 2018年10月,中尾世治(研究代表者)
  • 「西アフリカにおける建築技術の人類学的研究-モノと人間との相互連関と組織化の分析」日本学術振興会 科研費特別研究員奨励費 2012年4月 - 2015年3月,中尾世治(研究代表者)

受賞

  1. 総合地球環境学研究所 若手研究者奨励賞,中尾世治,2018年9月
  2. 日本アフリカ学会第55回学術大会 ポスター賞「狩猟採集民の排泄行動―カメルーン,バカ・ピグミーの個体追跡による時間・空間分析から」林 耕次, 中尾 世治, 山内 太郎,2018年6月
  3. International Conference on Vernacular Earthen Architecture, Conservation and Sustainability 優秀論文賞 "Transforming Kasena houses and indigenous building technology in Burkina Faso" 小林 広英, 清水 貴夫, 伊東 未来, 中尾 世治,2017年8月
  4.  
  5. 東京外国語大学 東京外国語大学優秀卒業論文賞 ,2009年3月

委員歴

  • 2018年4月 - 現在 Sanitation Value Chain Deputy editor-in-chief
  • 2017年 - 現在 Sanitation Value Chain Editorial Board