松隈 俊佑(Shunsuke MATSUKUMA)
特定研究員

アフリカ地域社会の在来知や在来性に関心をもっており、アフリカでの開発事業に携わりながら考察を深めている。在来知とは、伝統的で固定的な知恵にとどまらず、地域社会の住民が新しい知識や技術と出遭い、反発や吸収を繰り返しながら絶えず変容・発展させていくものであり、これは地域社会動態をとらえる上で重要である。開発実践の現場で、外来から技術や知識がもたらされた地域社会の動態を長期フィールドワークをとおして記録して、地域社会での実践がいかに開発事業を支えているか明らかにしようとしている。

専門分野

アフリカ地域研究、人類学

研究課題

実践的地域研究

キーワード

在来性、在来知、ローカルプラクティス、アフリカ牧畜社会、開発、ケニア、タンザニア、エチオピア

経歴

  • 2012年

    中央大学文学部教育学専攻・卒業

  • 2014年

    京都大学アジア・アフリカ地域研究研究科アフリカ地域研究専攻・修士号取得

  • 2018年

    京都大学アフリカ地域研究資料センター・特任研究員

  • 2019年

    京都大学工学研究科・特定研究員

  • 2019年

    京都大学アフリカ地域研究資料センター・特定研究員

所属学会

  • 日本アフリカ学会
  • 日本ナイル・エチオピア学会
  • 日本開発学会

論文・短報・発表等

  1. 松隈俊佑. 2014. 観光ロッジをめぐる地域住民間の軋轢と折り合いに関する研究:ケニア南部ションポーレ・マサイの事例』博士予備 (修士学位) 論文 (地域研究). 京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科.
  2. 松隈俊佑. 2013. 観光ロッジの利権をめぐる地域住民のポリティクス:ションポーレマサイの事例」牧畜民研究会』長崎.(2013年9月21–23日).
  3. 松隈俊佑. 2014. 観光ロッジと地方選挙をめぐる地域住民のポリティクス:ケニア南部のマサイ社会の事例」臨地教育支援センター報告書』京都大学学際融合教育研究推進センター.
  4. Matsukuma, S. 2014. Politics over Leadership: A Case Study of Loodokilani Maasai around the Boundary between Kenya and Tanzania. IASU Report. Kyoto: Center of International On-site Education and Research.
  5. 松隈俊佑. 2013. 地域研究のためのフィールド活用型現地語教育:ケニアのマサイの社会変化の動態と学校教育の普及についての概観」平成24年度派遣報告書』独立行政法人日本学術振興会若手研究者インターナショナル・トレーニング・プログラム(ITP).
  6. Matsukuma, S. 2013. On-Site Education of Practical Languages for Area Studies Report in 2012. International Training Program (ITP) on Japan Society for the Promotion of Science. (英語版およびスワヒリ語版).
  7. 松隈俊佑. 2018. 東アフリカにおける国際協力活動」国際協力論』(担当:中村香子). 東京都: 東洋大学.(2018年11月7日).
  8. 松隈俊佑. 2017. 世界の子どもの一日:ケニア」教育と文化』89. 教育文化総合研究所, 74–81.
  9. 松隈俊佑. 2015. 住民参加型のエコツーリズムが生んだ軋轢」太田至(編). アフリカ紛争・共生データアーカイブ』第2巻. 京都大学アフリカ地域研究資料センター, 41.
  10. 松隈俊佑. 2015. バイク事故による傷害事件とその後の和解」太田至(編). アフリカ紛争・共生データアーカイブ』第2巻. 京都大学アフリカ地域研究資料センター, 42.
  11. 松隈俊佑. 2015. 子どものけんかとその和解」太田至(編). アフリカ紛争・共生データアーカイブ』第2巻. 京都大学アフリカ地域研究資料センター, 43.
  12. 松隈俊佑. 2014. ケニア南部のマサイ地域社会における対立と和解に関する研究」地域社会論』(担当:白石壮一郎). 弘前市: 弘前大学.(2014年12月23日).
  13. 松隈俊佑. 2014. 観光ロッジと地方選挙をめぐる地域住民のポリティクス:ケニア南部のマサイの事例」日本アフリカ学会第51回学術大会』京都市: 京都大学.(2014年5月23–25日).
  14. 松隈俊佑. 2019. エンカミニ:集落に恩恵を与えるもの」遊牧の思想』昭和堂, 375–376.

連絡先

Mail:s.matsukuma [at] jambo.africa.kyoto-u.ac.jp(at]を@に変えてください)