大型研究プロジェクト
京都大学アフリカ地域研究資料センターでは、アフリカの学術研究、国際貢献、国際ネットワーク構築のため、競争的研究資金制度に基づいて、各種の大規模な研究プロジェクトを推進しています。各プロジェクトの詳細は、以下の個別サイトをご覧ください。
進行中のプロジェクト
JST/JICA地球規模課題対応国際科学技術協力事業(SATREPS)「特殊土地盤上道路災害低減に向けた植物由来の土質改良材の開発と運用モデル」
エチオピア・南オモ県において、在来植物由来の土壌改質剤を開発することで、雨季に生じる道路災害を低減し、経済活動の活性化と持続可能な開発を目指します。
実施期間:2019~2023年度
研究代表:木村 亮 教授(京都大学 大学院工学研究科)
JST/JICA地球規模課題対応国際科学技術協力事業(SATREPS)「在来知と生態学的手法の統合による革新的な森林資源マネジメントの共創」
カメルーン東南部において、野生動物の持続的利用と森林産品の生産・加工モデルを確立し、地域住民参画に基づいた森林資源マネジメントの導入を目指します。
実施期間:2018~2022年度
研究代表:安岡 宏和 准教授(京都大学 アフリカ地域研究資料センター)
日本学術振興会 科学研究費補助金 基盤研究(S)「「アフリカ潜在力」と現代世界の困難の克服:人類の未来を展望する総合的地域研究」
アフリカ潜在力概念を、第一期の紛争を対象とした領域から拡張するとともに、日本とアフリカの研究者・実践家による新しい知の共同創出を目指します。
実施期間:2016~2020年度
研究代表:松田 素二 教授(京都大学 文学研究科)
終了したプロジェクト
JSPS頭脳循環を加速する戦略的国際研究ネットワーク推進プログラム「グローバル化にともなうアフリカ地域研究パラダイム再編のためのネットワーク形成」
海外の連携機関との双方向的な学術交流を推進し、グローバル化が著しい現代世界において「アフリカ地域」を理解していくための研究パラダイムを再編します。
実施期間:2015~2017年度
研究代表:池野 旬 教授(京都大学 アフリカ地域研究資料センター)
日本学術振興会 科学研究費補助金 基盤研究(S)「アフリカの潜在力を活用した紛争解決と共生の実現に関する総合的地域研究」
アフリカ人が自ら創造・蓄積し、運用してきた知識や制度(=潜在力)を解明し、それを人びとの和解や社会の修復のために活用する道を探究します。
実施期間:2011~2015年度
研究代表:太田 至 教授(京都大学 アフリカ地域研究資料センター)
JST/JICA地球規模課題対応国際科学技術協力事業(SATREPS)「カメルーン森林-サバンナ持続性プロジェクト」
非木材森林資源の生態と利用実態を明らかにすることで、地域住民の慣習的権利と長期的視野に立った資源管理体制を確立し、地域経済への貢献を目指します。
実施期間:2011~2015年度
研究代表:荒木 茂 教授(京都大学 アフリカ地域研究資料センター)