アフリカの危機への対処

アフリカ研究はアフリカの危機にどう対処するか

これまで、アフリカの紛争を対象とした研究の多くは、紛争が起きるにいたった経緯や、その歴史的・政治経済的な背景に注目して、国際関係の変化に踊らされるアフリカの悲劇と、国家を私物化する醜い政治エリートの姿を明きらかにしてきたといってもよいでしょう。そのような研究は、国際社会に対して「責任ある関与」を呼びかける一方で、アフリカの国々には劣悪なガバナンスの解消が必要だという主張に終始します。そこには、第3者として現象を解釈し、自らの基準で介入しようとする外部者のまなざしが露わです。

この国際共同研究では、個別の紛争事例をとりあげて、紛争にいたった歴史的経緯を明らかにするとともに、その紛争でいかなる暴力が行使され、それを人々が当事者としてどのように経験し解釈したのか、そしてその解釈が、紛争終結後の社会関係や自己認識にいかなる影響を与えているのか、といったミクロの視点から紛争にアプローチします。

第7回「アフリカ研究はアフリカの危機にどう対処するか」

“Emerging Approaches to Understanding Gender-based Knowledge and Techniques in Africa”

第6回「アフリカ研究はアフリカの危機にどう対処するか」

“Emerging Approaches to Understanding the Crisis of Agricultural Research and Extension in Africa”

第5回「アフリカ研究はアフリカの危機にどう対処するか」

コンゴにおける紛争鉱物アプローチの可能性と課題

第4回「アフリカ研究はアフリカの危機にどう対処するか」

“Primary Identity and the Composite Origin of the East-African Ethnic Groups: Inputs from a Study of the Lower Omo Valley”

“Pastoralism under Stress: Resources, Institutions and Poverty among the Borana Oromo in Southern Ethiopia”

第3回「アフリカ研究はアフリカの危機にどう対処するか」

“Problems of Seed, or Seeds of problem in African Agro-biodiversity”

第2回「アフリカ研究はアフリカの危機にどう対処するか」

“Perspectives on Human-nature Relationships in Africa: Interrelations between Epistemology and Practice”

第1回「アフリカ研究はアフリカの危機にどう対処するか」

“Emerging Approaches to Understanding Violence and Social Transformation in East Africa”

PAGETOP
Copyright © 2019 京都大学アフリカ地域研究資料センター All Rights Reserved.