伊谷 樹一(Juichi ITANI)
教授
インタビュー(専攻サイト)

アフリカの在来農業における生産性と持続性について、栽培にかかわる技術体系を農学的に解析すると同時に、その自然環境や他の生業との相互関係について研究してきた。また、近代農業が在来農業に及ぼす影響を解析しながら、外来の生業が伝統的な農村社会のなかでどのように解釈され、位置付けられてゆくのかを探る。

専門分野 / 研究課題 / キーワード

熱帯農学 / 農村開発 / タンザニア、在来農業、ミオンボ林

経歴

  • 1961年

    生まれる

  • 1985年

    鳥取大学農学部・卒業

  • 1990年

    京都大学農学研究科・修了

  • 1990年

    宇都宮大学農学部・助手

  • 1997年

    宇都宮大学農学部・講師

  • 1998年

    京都大学大学院アジアアフリカ地域研究研究科・助教授

  • 2007年

    京都大学大学院アジアアフリカ地域研究研究科・准教授

  • 2016年〜現在

    京都大学大学院アジアアフリカ地域研究研究科・教授

  • 2016〜17年

    京都大学アフリカ地域研究資料センター・副センター長

所属学会

  • 日本アフリカ学会
  • 日本作物学会
  • 日本熱帯農業学会
  • 日本熱帯生態学会
  • 生態人類学会

著書・編著書

  1. 重田眞義・伊谷樹一(編). 太田至(シリーズ総編集). 2016. 争わないための生業実践:生態資源と人びとの関わり』アフリカ潜在力4. 京都大学学術出版会.
  2. 掛谷誠・伊谷樹一(編). 2011. アフリカ地域研究と農村開発』京都大学学術出版会.

論文等

  1. 伊谷樹一. 2014. タンザニア南部高地における住民主体の小型水力発電の展開」アフリカ研究』85: 13–21.
  2. 伊谷樹一. 2014. タンザニアの竹酒」宮津・竹の教科書2013』NPO法人地球デザインスクール, 24–25.
  3. 樋口浩和・山根裕子・伊谷樹一. 2011. ごみ捨て場と呼ばれる畑:ウルグル山東斜面の事例」掛谷誠・伊谷樹一(編). アフリカ地域研究と農村開発』京都大学学術出版会, 31–59.
  4. 伊谷樹一. 2011. ミオンボ林の利用と保全:在来農業の変遷をめぐって」掛谷誠・伊谷樹一(編). アフリカ地域研究と農村開発』京都大学学術出版会, 146–174.
  5. 伊谷樹一・黒崎龍悟. 2011. ムビンガ県マテンゴ高地の地域特性とJICAプロジェクトの展開」掛谷誠・伊谷樹一(編). アフリカ地域研究と農村開発』京都大学学術出版会, 285–300.
  6. 神田靖範・伊谷樹一・掛谷誠. 2011. ウソチェ村における農村開発の構想と実践」掛谷誠・伊谷樹一(編). アフリカ地域研究と農村開発』京都大学学術出版会, 410–448.
  7. 掛谷誠・伊谷樹一. 2011. アフリカ型農村開発の諸相」掛谷誠・伊谷樹一(編). アフリカ地域研究と農村開発』京都大学学術出版会, 465–509.
  8. 伊谷樹一. 2010. ピリピリと料理の相性:タンザニアのトウガラシ」山本紀夫(編著). トウガラシ讃歌』八坂書房.
  9. 樋口浩和・山根裕子・伊谷樹一. 2009. 都市近郊農村における市場経済化と伝統的な土地保有制度:ウルグル山地の事例」平成16〜19年度 科学研究費補助金(基盤研究S)研究成果報告書』: 15–32.
  10. 伊谷樹一・神田靖範・桐山陽子・山本佳奈・加藤太. 2009. ボジ県におけるミオンボ林の構成と変異」平成16〜19年度 科学研究費補助金(基盤研究S)研究成果報告書』: 181–204.
  11. 伊谷樹一. 2009. 慣習的な土地保有制度と在来農業の変化:ボジ県ムフト村の事例」平成16〜19年度 科学研究費補助金(基盤研究S)研究成果報告書』: 287–302.
  12. 伊谷樹一. 2009. 在来農業における作物生産の基礎概念と農村開発」平成16〜19年度 科学研究費補助金(基盤研究S)研究成果報告書』: 303–312.
  13. Mhando, D. and J. Itani. 2009. Indigenous Farming System and Farmers' Coping Strategies to a Changed Coffee Market after Economic Liberalization」平成16〜19年度 科学研究費補助金(基盤研究S)研究成果報告書』: 361–382.
  14. 黒崎龍悟・伊谷樹一. 2009. 住民参加型開発プロジェクトの「副次効果」」平成16〜19年度 科学研究費補助金(基盤研究S)研究成果報告書』: 397–416.
  15. 神田靖範・伊谷樹一・掛谷誠. 2009. ウソチェ村における農村開発の構想と実践」平成16〜19年度 科学研究費補助金(基盤研究S)研究成果報告書』: 503–526.
  16. 掛谷誠・伊谷樹一. 2009. 地域発展とアフリカ型農村開発の諸特性」平成16〜19年度 科学研究費補助金(基盤研究S)研究成果報告書』: 535–554.
  17. Itani, J. 2007. Effects of Socio-economic Changes on Cultivation Systems under Customary land Tenure in Mbozi District, Southeastern Tanzania. In S. Araki ed. Indigenous Agriculture in Tanzania and Zambia in the Present Environmental and Socioeconomic Milieu (African Study Monographs, Supplementary Issue 34): 57–74. DOI: 10.14989/68483.
  18. Mhando, D. G. and J. Itani. 2007. Farmers' Coping Strategies to a Changed Coffee Market after Economic Liberalization: The Case of Mbinga District in Tanzania. In Itani, J. and M. Araki eds. Rural Development Reconsidered: People's Responses to Globalization in Tanzania (African Study Monographs, Supplementary Issue 36): 39–58. DOI: 10.14989/68496.
  19. Nsenga, J. V., C. P. I. Mahonge, E. J. Mtengeti, D. F. Rutatora, K. Tamura, J. Itani, and M. Araki. 2004. The SUA Method: The Case Study from Mbinga. In Rutatora, D .F., A. J. P. Tarimo, A. Z. Mattee and E. J. Mtengeti eds. Perspectives and Approaches for Sustainable Rural Development in Africa. Morogoro: SCSRD, 333–357.
  20. 伊谷樹一. 2002. アフリカ・ミオンボ林帯とその周辺地域の在来農業アジア・アフリカ地域研究』2: 88–104.
  21. 伊谷樹一. 2001. 東アフリカ半乾燥地帯における作付体系の展開」熱帯農業学』45(3): 320–324.
  22. Itani, J., T. Oda, and T. Numao. 1999. Studies on Mechanisms of Dehydration Postponement in Cassava Leaves under Short-term Soil Water Deficits. Plant Production Science 2(3): 184–189.
  23. 伊谷樹一. 1998. ササゲの耐乾性の生理機構に関する研究」熱帯農業学』42(3): 226–227.
  24. Itani, J. 1998. Evaluation of an Indigenous Farming Systems in the Matengo Highlands, Tanzania, and its Sustainability. African Study Monographs 19(2): 55–68. DOI: 10.14989/68172.
  25. 伊谷樹一. 1995. タンザニア・トングウェの農耕」渡部忠世(監修). アフリカと熱帯圏の農耕文化』大明堂, 69–94.
  26. 伊谷樹一. 1995. 竹の酒ウランジ:タンザニア・イリンガ州」山本紀夫・吉田集而(編). 酒づくりの民族誌』八坂書房, 100–110.
  27. 伊谷樹一. 1994. アフリカにおける伝統的焼畑農耕と自然環境」友松篤信・桂井宏一郎・岸本修(編). 国際農業協力論』古今書院, 235–242.
  28. Itani, J., N. Utsunomiya and S. Shigenaga. 1993. Drought Tolerance of Cowpea: 3. Effect of Soil Water Deficit on Leaf Longevity in Cowpea. Japanese Journal of Tropical Agriculture 37(2): 107–114.
  29. Itani, J., N. Utsunomiya and S. Shigenaga. 1992. Drought Tolerance of Cowpea: 2. Comparative Study on Water Relations and Photosynthesis among Cowpea, Soybean, Common Bean and Greengram Plants under Water Stress Conditions. Japanese Journal of Tropical Agriculture 36(4): 269–274.
  30. Itani, J., N. Utsunomiya and S. Shigenaga. 1992. Drought Tolerance of Cowpea: 1. Studies on Water Absorption Ability of Cowpea (Vigna unguiculata (L.) Walp. var. unguiculata). Japanese Journal of Tropical Agriculture 36(1): 37–44.
  31. 伊谷樹一. 1990. タンザニア・トングウェ族の農耕:湖畔と山地農耕の比較」農耕の技術』13: 95–117.

主な研究プロジェクト

  • 平成22〜24年度 科学研究費補助金(基盤研究B)東アフリカ農村の内発的発展に向けた農牧工複合モデルの構築」
  • 平成22年度 平和中島財団 国際学術共同研究助成「現代アフリカにおける熱帯林の保全と住民生活の生活向上を目指した共同研究組織の形成」

連絡先

Mail:itani [at] jambo.africa.kyoto-u.ac.jp(at]を@に変えてください)