内容
本書は、カメルーン共和国の都市部におけるヒップホップ・カルチャーを、社会史、音楽構造、現場における共同制作過程の3つの側面から分析したものである。ヒップホップをめぐるフレームは社会状況によって常に変化し続けており、そこには「普遍的に変わり続けることこそがヒップホップである」という共通認識が存在する。そこで筆者は、ミュージシャンたちと楽曲や映像の共同制作をおこない、作品が生み出される過程を分析対象とすることで、カメルーンにおけるヒップホップの統合的理解を試みた。
本書は、カメルーン共和国の都市部におけるヒップホップ・カルチャーを、社会史、音楽構造、現場における共同制作過程の3つの側面から分析したものである。ヒップホップをめぐるフレームは社会状況によって常に変化し続けており、そこには「普遍的に変わり続けることこそがヒップホップである」という共通認識が存在する。そこで筆者は、ミュージシャンたちと楽曲や映像の共同制作をおこない、作品が生み出される過程を分析対象とすることで、カメルーンにおけるヒップホップの統合的理解を試みた。