異なる社会・文化的集団の接触や人の越境は、新たな技術を創出する。資源を巡る対立はしばしば紛争の原因となるが、こうした革新は新たな利用の道を開き、それが日常のマンパワーを基盤とするかぎり、利用/再生の均衡は保たれる。多様な技術や価値観の混合によって自然資源の共有を図る人々の営みに、平和的・持続的な社会の形を見る。