助成による出版物
遊牧と定住の人類学:ケニア・レンディーレ社会の持続と変容
牧畜は消えゆく文化なのか? ケニア・レンディーレ社会を対象に、気候変動にともなう環境変化や、政府による開発・定住化政策に揺れる遊牧民の現在を描き出す。
現代の〈森の民〉:中部アフリカ、バボンゴ・ピグミーの民族誌
いまも狩猟採集生活を送りながら、携帯電話を持っていたり街に出稼ぎに行ったりと現代化した面も併せ持つバボンゴ・ピグミー。そんな彼らの暮らしに迫る記録。
タンザニアのサンダウェ社会における環境利用と社会関係の変化:狩猟採集民社会の変容に関する考察(京都大学アフリカ研究シリーズ011)
2012年3月21日 アフリカ研究シリーズ助成による出版物
タンザニアに暮らすサンダヴェと呼ばれる人々が、半乾燥地域という厳しい環境をどのように利用してきたのか、生態環境と社会関係の両面から理解する。
Chimpanzee Sanctuaries: Changes in human-chimpanzee relationships(京都大学アフリカ研究シリーズ010)
2012年3月21日 アフリカ研究シリーズ助成による出版物
This book discusses human-chimpanzee relationships in Sierra Leone, and how chimpanzee sanctuaries in Africa reflect these changes.
マーケットに生きる女性たち:ケニアのマチャコス市における都市化と野菜商人の営業実践に関する研究(京都大学アフリカ研究シリーズ009)
2012年3月21日 アフリカ研究シリーズ助成による出版物
急速に都市化が進行するケニア地方都市を舞台として、公設マーケットにおける女性商人の営業実践を記述・分析することで、彼女たちの生活世界を明らかにする。
森と人の共存への挑戦:カメルーンの熱帯雨林保護と狩猟採集民の生活・文化の両立に関する研究(京都大学アフリカ研究シリーズ008)
2012年3月21日 アフリカ研究シリーズ助成による出版物
カメルーン東南部の熱帯雨林に暮らすピグミー系狩猟採集民バカ。彼らの環境持続的かつ文化的な森林利用と、現行の保護プロジェクトの問題点を明らかにする。