内容

地域の資源に依存している農村の生活にも実に多くの外部技術が溶け込んでいます。アフリカ近代史のなかで、人びとは外部からもたらされる技術や知識を巧みに取り込みながら、生態環境、経済状況、政策、人口、価値観など、農村をめぐる生活環境の変化に対処してきました。この講座では、そうした外部技術を紹介し、その功罪について解説しながら、アフリカ農村の将来を「技術」という視点から展望します。
講師
伊谷 樹一(京都大学アフリカ地域研究資料センター・教授)
日時・場所
2018年11月24日(土)15時00分〜17時00分(開場 14時30分)
京都大学稲盛財団記念館3階大会議室[MAP]
対象
どなたでもご参加いただけます。
参加費
1講座 1,000円(5講座 4,000円)
お申し込み
受講を希望される方は事前登録をお願いいたします。「お名前(ふりがな)、ご住所、連絡先、受講希望講座」を記して、下記のいずれかへお送りください。
- メール:manabiafrica [at] gmail.com([at]を@に変えてください)
- 郵 便:〒606-8501 京都市左京区吉田下阿達町46
- FAX:075-753-7831
京都大学アフリカ地域研究資料センター 公開講座係
お問い合わせ先
京都大学アフリカ地域研究資料センター
Tel:075-753-7803
Mail:manabiafrica [at] gmail.com([at]を@に変えてください)
講師プロフィール
伊谷 樹一(いたに じゅいち)
京都大学大学院農学研究科博士課程修了、博士(農学)。サハラ以南アフリカの広大な地域を占める乾燥疎開林(ミオンボ林)帯をフィールドとして、そこで営まれてきた多様な生業、とくに在来農業について研究してきた。最近では農村開発にも関心を拡げ、実践的な活動にも関わっている。主な著書に『国際農業協力論』(古今書院、1994)、『アフリカと熱帯圏の農耕文化』(1995、大明堂)、『アフリカ地域研究と農村開発』(共著)(京都大学学術出版会、2011)など。
ご注意・備考
会場併設の駐車場では、一般の方の駐車スペースを設けておりません。ご来場の際には、公共の交通機関をご利用くださいますよう、よろしくお願いいたします。